シャツの生地
Skittlesの生地 classic cotton B(CCB)のお話
まず Slammer Bopで使用する生地は綿100%にすると
天然素材に拘ると言う 話し合いを最初の段階でしました
ですので 綾織りのCCA 平織りブロードのCCB 共に綿100%です
一般的に ボウリングシャツで使用される生地はレーヨン100%だったり
綿とレーヨンの混紡生地が50年代から変わらない定番です
そして誤解されない様に最初から言いますが
レーヨンも実は天然素材を使用した化学繊維ではなく
いわゆる合成繊維ですので天然素材だということ
綿の花実や木片を合成して 絹の様に見せた天然素材の生地をレーヨンと言います
では 何故スキットルにレーヨンを使わなかったのか❓
レーヨン自体は通気性も非常に良く 夏物衣料にはとても良い生地で 艶もあり品もあります
それこそシルクの様ですし 開襟シャツやボウリングシャツ好きの方なら レーヨンじゃないの❓
と疑問を持たれるかもしれません
しかし レーヨンは水に弱く洗濯が自宅では困難なのと 毛玉が出来やすい
そして何より 劣化が早いんですね
汗等で水分を含むと糸が膨張して極端に縮むのと 柔らかかったはずの生地が硬くなり着心地がどんどん悪くなる上 費用対年数が極端に悪いです
Slammer Bopの理念として 永く 綺麗に 大人が着て耐えうる風合い
という決め事があります
ですので レーヨンは使用せず コットン100%の質の高いブロード生地をオリジナルで作り 定番生地としてスキットルに採用しました
いやらしい話ですが コストが全然違います...
かなり無理してCCBを作りました
だけど 結果 そんな事は気にならない程の出来栄えにとても満足しています
元々 製品化する予定はなく
僕らが 夏用に着れるシャツ欲しいなぁくらいの感じで 開襟シャツ作るか❓
みたいなノリで デザイン起こしているうちに 始まったらスイッチが入ってしまい(笑)
製品作ろうという流れで 本気の開襟シャツを作った経緯があります
ガキの頃から30年 年がら年中 ずっと開襟シャツやボウリングシャツを着続けている 僕らが作った 都会的でスタイリッシュな"THE 開襟シャツ"
是非 体感して頂きたいです
今晩はこの辺で...
Slammer Bop代表 山本