両端タタキ付け
両端タタキ付け...
ブランドネームタグのお話しです
僕は元々 16歳から美容師を生業としている45歳のおっさんです
中学1年のとき
近所にスタッフ全員 CREAM SODAで身を固めた床屋さんに意を決して入店して
緊張して何も言葉を発せなかった僕に
『リーゼントか❓』
と一言 言ってくれたお兄さんに生まれて初めて憧れのリーゼントにして貰い
出来上がりに感動していると
速攻でグチャグチャにされ
『自分でやってみろ 出来るまで帰さねーからな ニッコリ』
と意味不明な仕打ち(笑)を受け
4時間くらい❓アレコレ弄って ようやくOKを貰い
お会計の際 ポケットに母親から貰った床屋代¥2000しか無く
当時(30数年前)にカット代¥4000のリーゼント専門店とは知らず
半泣きでアタフタしていると お兄さんが
『しょうがねーなぁ 俺が払ってやるよ』
と、ドクロマークの長財布からポケットマネーでお会計してくれて
追い出される様に店の前に出され また一言
『また来いよ ¥2000で良いから』
と 僕の仕事はこれしかないと13歳で決定付けた出来事があり
新聞配達のバイトをして バイト代で初めて買ったドクロボタンのジーパンとドクロボタンのシャツがCREAM SODAでした
高校へは進学しましたが 床屋か美容師になるしか頭になかったので
16歳からそこのお店でバイトさせて貰いながら
卒業式に卒業証書を貰えないというハプニングを乗り越え(笑)
なんとか3月中に校長室で1人卒業証書を貰い 美容師になりました
バイトしている間 お兄さん達に色々勉強❓させて頂き
開襟シャツを脱いで タンクトップ1枚で仕事する際のお絵描きした身体全開の際の流儀(笑)
そう シャツのダクが両端タタキ付けである事を学びました
壁から付き出してる"鹿の角"に両端タタキ付けのダクで引っ掛けて
タンクトップ1枚のお絵描きスタイルで仕事をするカッコ良さたるや
シャツのブランドダクは両端タタキ付けで無ければいけないとこの頃学びました(笑)
そして 校長室で無事に卒業式を迎え
向かったバイト先で
『東京に行け 行かねーとぶっ殺○からな』とバイトをクビになりました...
1年後専門を出て 向かった先は東京銀座でした...
なんだか ブログの内容が飛び飛びで進行していますが なんとか完結させますので お許しくださいm(_ _)m
とりあえずこの辺で...
Slammer Bop代表 山本